慶州 皇南パン
慶州市伝統食品、皇南パンを買ってみた。
パンという呼び方だが、薄皮にあんこがたっぷり詰まった饅頭だ。
皇南パンは100%韓国産の小豆を使っているとのこと。あんこは砂糖は多く使わず小豆そのものの甘さを活かしているそうだ。皇南パンは防腐剤、化学調味料は一切使っていなく、賞味期限は常温で4〜5日間、冷蔵庫で冷やしていれば長期保存も可能だ。冷蔵庫で冷やしたものもなかなかの味わいだとのこと。
買って店で商品を渡された時はまだホカホカと温かかったが、買ってから3時間ほどしてから食べてみたので、できたての味わいは分からなかったが、一口ほおばってみて、あんこが甘すぎず、このぎっしり詰まったあんこがこの皇南パンの美味しさを支えていることを理解した。
皇南パンは本店と本家で作られたものが慶州駅の待合室や慶尚北道(キョンサンブクド)地域限定の直営の販売所で販売されているが、製造は本店と本家が行いその作られたものが直営店に運ばれている。出来立てを手に入れるのは本店と本家ということだ。チェーン店などは一切なく、直営店以外で売っているのは類似品ということになる。
慶州でしか食べられない皇南パン、あんこを噛みしめながらその味わいを楽しまさせてもらった。
釜山に行ったらこの店の食事をすることをお勧めする