陶芸の街、笠間を楽しむ 其ノ参
〽信州信濃の新そばよりも、あたしゃあんたのそばがいい、
などと都々逸で唸っている、信州ということになるのかもしれないが、ここ笠間もそば処らしい。市内にはいたるところに手打ち蕎麦、十割蕎麦などと看板を掲げる蕎麦屋を多く見かけた。
ここの蕎麦は、常陸秋そばというらしい。その常陸秋そばを、陶芸を鑑賞したあと、陶芸美術館内のレストラン風の丘で食べてみようと思った。
美術館に付随したレストランらしく、出された蕎麦や天ぷらなどの器はすべて笠間焼だった。
同じく街中で見かけた何軒かの自然薯直売店の看板を思い出し、注文したのは「つけとろろそば」。
とろろの滋養と常陸秋そばに舌鼓を打ち、なかなかの昼食でした。
この次は常陸秋そばの十割蕎麦を食べてみたいと思ったが、まずは今日の昼食、完食、ごちそうさまでした。