イチオシ!松亭3代クッパ
釜山の中心、西面(ソミョン)には豚肉スープご飯、デジクッパ通りがあり、デジクッパの店が寄り集まっている。
「松亭3代クッパ」は ここで1946年から創業し、現在も24時間の営業を続けている。入り口では大きな鍋で豚の部位を1日以上煮込んだスープが湯気を立てている。具に使う肉も同じスープで煮込んでいるので柔らかな状態に仕上がっている。
出されたデジクッパは調味料なしなので、自分の好みで味を調えて食べるのだ。テーブルには塩と胡椒が置いてある。また出されてきた小皿には、海老の塩辛、ニラ、キムチがあるのでこれを好みで入れて味を調整するのだ。
またポン酢のような酸っぱさがあるつけ汁も小皿で出されているので、肉をこのタレに付けて食べるとこれまたたまらない美味さだ。
唐辛子、玉ねぎにニンニクはサムジャンをつけて食べる。玉ねぎがシャキシャキしていて、日本の玉ねぎとは味わいがちょっと違う気がした。
この店は予定していた夕食の店が何度探しても分からず、時間も20時を回るほど遅くなり、24時間営業を頼りに急遽訪れた店だった。この夕食がとても気に入り、旅の最終日の朝食にもここに来てデジクッパを堪能させてもらった。
釜山での朝食ならこちらも